累進レンズ販売事例 #01
2026年11月05日
メガネプラザの眼鏡作成技能士の森前です。
この度、私たちメガネプラザで実際に販売した累進レンズの販売事例を挙げさせていただきます。
見え方のお悩みがあるお客様の少しでも参考になればと考えています。
今回のお客様は、「遠くも近くも見づらくなってきた」「新聞もスマホも外さないと見えない」という相談です。
お客様情報として、80代男性で以前から遠近両用レンズを使用されています。
さらに2年前に白内障の手術をされています。
持参眼鏡のデータは
R S-1.75 C-1.25 AX 100 ADD2.00
L S-1.50 C-1.25 AX 85 ADD2.00
視力はR 0.2 L0.4 両眼は0.4
という状態でした。
完全矯正値は
R S-3.50 C-0.75 AX 130 ADD2.75
L S-1.50 C-1.00 AX 80 ADD2.75
視力はR 0.7 L0.4 両眼は0.7
というデータです。
左眼は完全矯正値でこれ以上の視力向上が見込めなかったため、現状よりも遠方視を見やすくするには、右眼を挙げるしかありません。
ただし、右眼の矯正度数を上げすぎると左右の度数差が生じ、不同視といってモノが二重に見える恐れがありました。
さらに近方は加入(老眼度)が進まれていましたため、近業距離40cmに合わせる形になります。
そして、処方した度数はこちら
R S-3.00 C-0.75 AX 130 ADD2.50
L S-1.50 C-1.00 AX 85 ADD2.50
右眼を見やすくするが、不同視にならないようなギリギリまで上げてあります。
ただ、近方視に関してテストレンズで加入2.50を処方してもスマホはみづらいと訴えられました。ご年齢による下方回旋が弱くなっていたため、今回累進帯長を以前の14㎜から12㎜に変更しました。
お選びいただいたレンズは、SEIKO製の内面累進ヴァリューレンズのヴィジオネオの遠近両用タイプです。

遠近両用を掛けていても近くが見えにくい場合、度数の問題なのか、下方回旋の問題なのか、または使用用途にそもそも遠近両用が合っていないのか
様々な要因が考えられますので、必ず販売員(もしくは検査員)に症状の説明をよろしくお願いいたします。
今後も、専門的な話になってしまいますが、このような累進販売事例を挙げることで、自分にも当てはまるものがあれば、ぜひメガネプラザ各店に在籍している眼鏡作成技能士にご相談ください。








