度付きスポーツサングラスとは
ゴルフなどのスポーツや、登山や釣りといったアウトドアのシーンでサングラスは大活躍します。
ご自分の視力に合わせたサングラスを作ることができれば、非常に快適で楽しみがさらに広がります。
度付きのサングラス自体はそれほど珍しいものではありません。
ところが、サングラスがスポーツタイプとなると話は別なのです。
普通の度付きサングラスと何が違う?
普通のメガネやサングラスとスポーツサングラスを、それぞれ真上から見比べてみると、その違いが一目瞭然です。
スポーツサングラスは顔にフィットするようとても反った形状になっているのがお分かりですね。
この反りがレンズ部分にカーブを作るため、見え方に歪が生じます。
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メガネで見た場合
フレームが反っていないので、レンズもフラットなのでほとんど歪みはありません。
例:4カーブ以下のフレーム -
度付きスポーツサングラス
レンズがカーブしているので、周辺部分が歪んで見えます。
長時間の使用や距離感がつかめません。
例:6カーブ以上のカーブレンズ
度数補正を行うことでメガネに近い視界が可能
スポーツサングラス特有の反りに合わせて、度数を補正することで、メガネに近い視界になり、距離感も大幅に向上します。
この度数補正の精度が重要で、メガネ店によっては度数補正ができなかったり、できたとしても非常にバラつきが出てしまいます。
グラスヒュッテでは、このスポーツサングラスの度数補正について多くのご相談・ご依頼を頂いており、きっとご満足いただける仕上がりをご提供できます。
例:オークリーRX度付レンズ、プリズム補正済みレンズ
眼時に反りを考慮した掛け枠で装用テストを行います
通常のメガネの掛け枠ではなく、角度調節ができるスポーツサングラス用の掛け枠を使用し、お選びいただいたサングラスに合わせて反りの角度を調整します。
これにより、反りによる実際の見え方を体験していただき、反りのある度入りレンズの使用が大丈夫かどうかを判断します。
※どうしても慣れないとう場合は、フラットなレンズのものにしていただく場合もあります。
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通常の掛け枠
ほぼフラットなレンズ
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角度がつけられる専用の掛け枠
顔のカーブに合わせて
レンズの角度が変えられる
度付スポーツサングラスのタイプ
サングラスに度を入れる場合、大きくわけて以下の2つのタイプがあります。
クリップオン・タイプ
サングラスの内側にアタッチメントを装着
- 度数が強い方でも度付サングラスにしやすい
- 天候に合わせて表のレンズを交換出来る
- レンズが傷ついたら簡単に交換できる
R・プロジェクト、ESSなど
ダイレクト2眼タイプ
フレームに直接度付レンズを入れる。レンズは右左で分かれている
- 見た目が通常のサングラスと変わらない
- 視界が広く使用できる
- パーツの重さがない分軽い
オークリー、ZEALなど
ダイレクト1眼タイプ
フレームに直接レンズを入れる真ん中に切れ込みがあり左右で分かれている
- 見た目が通常のサングラスと変わらない
オークリー レーダー