【用途別】遠近両用の使い分け~ゴルフ用の場合~
2025年04月13日
「最近ゴルフを始めたんだけどさ、今かけてる遠近のメガネだと
スタンスとった時にボールが見づらいんだよね。
遠近じゃゴルフだめなのかなぁ?でもスコアが全然見えないのも困るし…」
とお悩みを教えて下さったのは60代男性の常連のお客様でした。
安心してください!ゴルフで使いやすい遠近両用もつくれます!
ゴルフを快適な見えかたで楽しむためには専用のメガネを作るのがオススメ!
まず遠近両用レンズとは、一枚のレンズの中で度数が変化していくレンズです。
レンズの上の方から遠方→中間距離→近方という順番で、
目線が下に行くほど近くが見えるように変化していく構造になっています。
そのためどうしてもレンズ左右に歪みが発生し、近方の視野ほど狭くなる性質があります。
この歪みは遠くを見る度数と近くを見る度数の差(加入度)が大きいほど強くなり、視野も狭くなります。
このメガネでゴルフのスタンスをとったとき、目線を下げて少し横目を使います。
すると近方用の度数(レンズ下方)か、歪みの出る部分(レンズ左右端)で見ることになるため、
遠くのボールがぼやけて見えてしまうのです。
先述したように、遠近両用は遠くと近くの度数差(加入度)が大きいほど歪みが大きく、視野は狭くなります。
そのため、近くを見る度数を最低限スコアが見える程度にしておくことで、
歪みを抑えつつ遠くを見やすくすることができます。
インディビジュアルレンズと呼ばれる最新設計のレンズであれば、
お客様それぞれの使用環境やフレームとの相性を考えてつくられるため、歪みが最小限になりおすすめです。
今回のお客様はお仕事でデスクワークが多いため、お使いの遠近両用メガネは近くをしっかりと見る為に
かなり加入度が強くなっており、その分歪みも多くなっていました。
ゴルフ用とメガネを使い分けたことでだいぶラクになったと喜んでいただけました。
同じ遠近両用でも目的に合った度数で使い分けることで、効率良く、ストレスなくお使いいただけます。
今お使いの遠近両用メガネで見えかたに困るところのある方はぜひお試しにご来店ください!