【かんたん解説】遠近両用メガネが見えづらいと感じるときは
2025年02月07日
「遠近両用を使ってるけど、どうも手元がハッキリ見えない」
「最近遠くがボヤけて見える 眼が悪くなったのかも」
遠近両用をお使いの方からはよくこういったお声をいただきます。
なんとなく見えづらい、という感覚が続くと
「遠近両用自体が自分には合っていないのかも」と思われるかもしれません。
ただ、そう思われる前に一度確認していただきたいのが ”メガネが正しく顔に掛かっているか” です。
遠近両用のレンズは一つのレンズにいろいろな距離を見るための度数が入っています。
レンズのどこを通して見るかで見やすい距離が変わるので、メガネがズレていると見え方にも大きく影響してしまいます。
①メガネの位置が低すぎる
鼻あてが広がってしまったり潰れてしまうとこの状態になりやすいです。
この状態で近くを見ようと思っても、目一杯視線を下げてやっと見えるかどうか。
あごを上げるような姿勢になりやすく、首にも負担が掛かってしまいます。
②メガネの位置が高すぎる
鼻あての調整が合っていなかったり、下がってくるのをイヤがって顔に押し付けるようにメガネを掛けるとこの状態になってしまいます。
近くは見やすいですが、上目遣いをしないと遠く用の度数が入っている位置に視線が届きません。
③メガネが傾いている
横から見たときにメガネのテンプルに対してフロントが傾きすぎていると、眼からレンズまでの距離が開いてしまい遠くが見えにくく感じます。
逆に垂直すぎると近くが見えにくくなるので、適度な角度を保つことが重要です。
メガネは日常的に使うものですから、徐々にフレームは歪んでしまいます。
そのためメガネプラザでは、アフターフォローとしてメガネの定期点検を実施しております。
掛かり具合の調整はもちろん、年数が経てば度数が変わることもありますので、視力のチェックも可能です。
お気軽にご相談ください。