あなたに似合う50代からのメガネの選び方

~目次~

1.あなたに似合うメガネ選び方①~老眼鏡に見られたくない!~

2.あなたに似合うメガネ選び方②~手元を見るときにメガネを外す方へ~

3.あなたに似合うメガネ選び方③~初めての遠近両用メガネを作る方へ~

4.まとめ

 

1.あなたに似合うメガネ選び方①~老眼鏡に見られたくない!~

「最近手元が見づらくなった…」というお客様で眼鏡店に来店される方は多いです。早い方で40代半ばから【老眼】になります。
「わたしは老眼ではない!」とおっしゃるお客様もいらっしゃいますが、ほぼ全ての方が老眼になりますのでご安心してください。
ただし、近視の方ですと裸眼で近くが見えるからという方もいらっしゃいます。
実際にはこれも老眼になっている証拠で、若いうちだと近視用のメガネで近くを見ても違和感を感じませんが老眼になると調節力が衰えてくるので見えなくなる現象です。

前置きが長くなりましたが、みなさん【老眼】には見られたくないものです。

今回は老眼鏡に見られたくないという方にメガネ選びのポイントをお伝えしたいと思います。

 

①フレームはカジュアルフレームを選んでみる

老眼鏡=紳士・婦人フレームにしなければならないわけではありません。見えればいいからと適当に選んでいてはいかにも老眼鏡になってしまいます。メタルフレームよりもセルフレームの方がカジュアルになりますし、レンズの形もボストンやウェリントンなどさまざまな形があるのでぜひいろいろかけ比べてください。

 

②かけ外しをすると老眼鏡に見られやすい?!

老眼鏡=手元が見えるメガネだけではありません。様々なレンズ設計があり、用途によってレンズ設計をかえることで見える範囲が広くなり、かけ外しの頻度が減ります。かけ外しの頻度が減ると、老眼になっているということが他人から見て分かりづらくなることもあります。主に座って作業や仕事をされる方は近々両用レンズ。細かいものはみるけど室内を動くことが多い方には中近両用レンズがおすすめです。下記の図のように老眼鏡よりも視野が広くなっているので、利便性もあがりますし、かけ外しの頻度が減るので老眼だと周りに分かりづらくなります。

 

③老眼鏡を外した時の鼻当てのあとが気になる方は鼻当てのないメガネ!

老眼鏡を外した時に起こりやすいのが鼻当ての跡が残ってしまうこと。さっきまで老眼鏡を掛けていたのが一目瞭然になってしまいますし、女性だとファンデーションが落ちて目立ちやすくなります。そんな鼻当てのあとが気になる方におすすめなのが、【鼻当てのないメガネ】です。こめかみの部分に支えがあるので、あとが目立ちにくくなるので老眼鏡をかけ外ししていたことが分かりづらくなります。

 

2.あなたに似合うメガネ選び方②~手元を見るときにメガネを外す方へ~

近視のお客様の中には「手元を見るときはメガネを外した方が見やすい」というお客様も多くいらっしゃいます。
その際に「メガネを頭の上に乗せておく」「ポケットに入れる」「机に置く」など方法はさまざまありますが
どこに置いておいたのか忘れてしまったり、落として破損してしまったなど経験したことはありませんか?

どうしても手元はメガネを外すという方へおすすめのフレームや対策方法を紹介します。

 

①跳ね上げフレームを選ぶ

こちらのフレームはレンズを支える部分が可動式になっており、必要に応じてレンズの部分を動かして
上げたり下げたりすることが可能です。
メガネを掛けたまま裸眼の状態にすることが出来るのでかけ外ししなくてもいいところが最大のメリットです。
「メガネどこに行った?」と探すこともなくなりますね。

 

②メガネチェーンを付ける

メガネチェーンを付ければ、お手軽に現在のメガネを外すときに役立ちます。
一番のメリットは外した時の【置き忘れ防止】や【落下防止】になることです。
特に外で使用する際には紛失や破損を防ぐこともできるのでおすすめです。
様々なタイプが販売されていますので、比較して試してみるのもいいかなと思います。

 

③この機会に累進レンズを試してみる

メガネを掛けて手元も見たいのであれば累進レンズにすることをおすすめします。
累進レンズと言っても、遠近両用レンズ、中近両用レンズ、近近両用レンズと種類があり
さらに各レンズごとに設計の違いで見え方も異なります。

使用用途に合わせて選択することがお客様にとって使いやすいメガネになります。
実際に体験もできますのでこの機会にご相談いただくのもいいかもしれませんね。

 

3.あなたに似合うメガネ選び方③~初めての遠近両用メガネを作る方へ~

最近手元が見づらくなったので遠近両用レンズにしてみようかなと思っていらっしゃる方も多いと思います。同じメガネでもフレーム選びを気を付けないと遠近両用レンズが台無しになってしまうかも?!遠近両用レンズを選ぶ方におすすめのフレーム形状をご紹介します。

 

①天地幅3センチが理想

遠近両用レンズは遠方、中間、近方とレンズの中で度数変化をしているのが特徴です。そこで重要なのが、フレームの天地幅になってきます。天地幅とはレンズの縦の部分の大きさのことです。この縦幅の中でレンズ度数が変化していくため、天地幅が狭いと見える範囲が狭くなってしまう可能性があります。遠近両用レンズを入れるには2.5センチから入れることは可能ですが、余裕を持って3センチ以上のフレームを選ぶと使いやすい遠近両用のメガネになります。

 

②フレーム枠が気になる方はナイロールフレームを選ぶ

遠近両用レンズにした場合、レンズの下の方で手元を見ることになります。その時にフレームの下側に枠があると、視界にフレーム枠が入ることで気になるという方もいらっしゃいます。慣れてくると気にならなくなることもありますが、視界の邪魔になると思われる方はナイロールフレームを選ぶのがおすすめです。下枠がないので、手元を見るときに邪魔になりません。2Pフレームといわれる枠なしフレームもおすすめです

 

 3.まとめ

老眼は誰しもが通る道です。用途に合わせてメガネを選べば【老眼】も怖くありません!

使用の仕方には慣れも必要なので早めに専門スタッフに相談してチャレンジすることをおススメします!

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この記事を書いたスタッフ

滝澤 美佳

・趣味:美術館巡り
・好きなもの:音楽、映画
・今やりたいこと:映像制作

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