メガネ・サングラスを車内に置いておくのはダメ?

「車の中にしばらく放っておいたらレンズがシワシワになっちゃったんだけど…」

 

夏場になるとこういったご相談をいただくことが多くなります。

この現象、レンズそのものではなくレンズ表面のコーティングにヒビが入っている状態です。

 

なぜこんなことになるかというと…

最近のメガネレンズはプラスチックが主流ですが、プラスチックレンズは熱を加えられると膨張します。

しかしコーティングは伸びてくれないので、レンズに引っ張られてヒビ割れてしまうというわけです。

 

この状態になると修理は出来ないのでレンズを交換するしかありません。

メガネ・サングラスを初めてお買い上げいただく方には「車内放置はNGです!」とお伝えするのですが、

やはりうっかり置き忘れてしまうということもありますよね。

 

プラスチックレンズを使う以上は気を付けていただくしかないのですが、

運転用のサングラスなどは出来れば車に常備しておきたいもの。

 

「車に置きっぱなしにしても平気なメガネ・サングラスはないものか」

 

このお悩みを解決する方法の一つが、ガラスレンズを使うことです!

ガラスレンズの長所の一つに耐熱性の高さがあります。

プラスチックレンズは60~70℃程度で傷んでしまいますが、ガラスレンズは300℃程度までは大丈夫!

熱による変形はなくクラックも起こりません。

真夏の車内は70℃を超えることもあるといわれますが、ガラスレンズなら置きっぱなしでもほとんどダメージはないというわけです。

 

 

プラスチックレンズに比べて重い割れやすいという面もありますが

「車に置いておきたい」「工場など暑い環境で使いたい」という方にはオススメです!

 

ただ、ガラスレンズの生産は現在減少しており取扱も少なくなってきています。

選べるレンズの種類もある程度限られてきてしまいますので

これからご検討いただく方はまずスタッフにお問い合わせください。

 

 

 

 

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この記事を書いたスタッフ

佐久本 誓哉

・趣味:ゲーム・旅行
・好きなもの:サラダチキン・グミ
・今頑張っていること:筋トレ

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