レンズは紫外線カットしていますか?

50代女性のお客様より「出来るだけ目に優しくしたいので、レンズは紫外線をカットするコーティングにしたい」とご相談いただきました。紫外線は目に見えない光にはなりますが、強い紫外線を長時間浴び続けることで「白内障」や「角膜炎」「翼状片」等の重大な眼疾患の発生リスクを高める事になります。そんな紫外線から目を守るために紫外線がカットされたメガネや、サングラスを作りたいというお客様も多くなってきています。こちらでは紫外線カットのレンズコーティングについてご紹介します。

 

1.色がついていなくても紫外線カットは出来ます

紫外線は目に見えない光ですが、色がついていないクリアレンズでも紫外線カットのコーティングをつけることが可能です。また最近では紫外線カットコーティングは標準装備でついているものが多いですので、わざわざオプションで付けなくてもいい場合が多いのが現状です。ただし、紫外線カットしていても色がついていないとトーンが抑えられませんので、シーンに合わせた濃度の色を付けていただくと眩しさを抑えることも出来ます。紫外線カットコーティング≠色付きレンズなのでご注意ください。

 

2.紫外線カットのコーティングは永久に続くのか?

紫外線カットのコーティングがついていても永久にという訳ではありません。ほとんどの原因が傷によるコーティング剥がれが原因で紫外線カットの効果が弱くなることあります。紫外線カットのコーティングが施されているレンズをホコリの付いた状態で乾拭きすると、コーティングを傷つけてしまい、新品の状態から性能が下がることがあります。またレンズがプラスチック素材の場合は、熱によってコーティングを痛めることがありますので、その際にも紫外線カットのコーティング性能が下がる可能性があります。長持ちさせるためには日頃のお手入れをこまめにしていただくことが必要です。

 

紫外線の量は昔に比べて多くなっており、現在では夏だけでなくオールシーズン対策が必要です。紫外線カットのコーティングがしてあるメガネやサングラスで目を守るようにしてくださいね!

 

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この記事を書いたスタッフ

滝澤 美佳

・趣味:美術館巡り
・好きなもの:音楽、映画
・今やりたいこと:映像制作

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