補聴器の音を自分で調整できますか?

補聴器を使い始めて半年の70代男性のお客様より「普段はすごく聞こえやすくて快適なんだけど、小さい声で話す人だけ聞き取りづらい」「その時だけ自分で音を大きく出来ないかな?」とご相談頂きました。

補聴器の音の調整は基本的に日常生活に合わせて調整していることが多いです。しかし使用用途によっては人混みなどではうるさく感じることや聞きたい音が聞こえない場合があります。その時補聴器の種類によりますがご自身で音の調整ができる方法をあります。まずは耳掛け型補聴器で簡単にご説明させていただきます!

ご自身でできる音の調整方法は大きく分けて2つの方法があります。

①ボリュームボタンを押して全体の音量を上げたり下げたりして調整する

耳掛け型の補聴器にはボリューム調整機能が付いていることがあります。ボタンで調整の補聴器は上下のボタンを押すことで音量を上げたり下げたりすることが出来ます。同じ用にこちらの部分がダイアル式になっている場合は、ダイアルの数字を上げ下げすることで同じように調整が出来ます。
ボタン式の場合は音を上げ下げしていていつもの音量に戻したい場合は、一度電池蓋を開いてOFFにしてから再度蓋を締めていただくと最初の設定音量に戻すことも簡単にできますよ。

 

②プログラムボタンを押して全体的な音の設定を切り替えする

耳掛け型の補聴器によってはプログラムボタンを付けることが出来ます。こちらが付いている補聴器の場合、何種類か使用シーンに合わせて調整した音をボタンで切り替えることができます。例えば、会議用に少し遠いところの音を聞きやすくしたものや劇場で演奏を聞く時に高い音が響かないように設定した音にしたりと必要に応じて変えられます。①と違って音を大きくしたり、小さくしたりするだけでなく、聞きたいものに合わせた設定を事前にプログラムしてあるのでとても便利です。

 

耳穴型の補聴器や補聴器の種類によって出来ないものもありますので、分からない場合は一度店頭にお持ち頂きご相談ください。補聴器には便利な機能がたくさんありますのでぜひお試しくださいね!

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この記事を書いたスタッフ

滝澤 美佳

・趣味:美術館巡り
・好きなもの:音楽、映画
・今やりたいこと:映像制作

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