熱に強いメガネのレンズってないの?

「製造業なんだけど職場がかなり暑くて、メガネなんかすぐダメになっちゃうんだよね…なんとかならない?」

 

工場作業は冷房が使えないこともあるらしく、それに加えてそこかしこで機械が動いているので

場合によっては相当な暑さになるとのこと。

 

プラスチックレンズは60度以上に加熱されると膨張し始め、表面のコーティングがひび割れてしまいます。

よくある表面にシワが寄ったみたいになってるという状態もレンズの膨張→収縮により

コーティングがついていけずに起きるものです。(↓は傷んだコーティングの拡大画像)

 

 

しかし熱に強い耐熱コートというものもあります!

プラスチックレンズには違いないので、これさえつければどんなに暑くて大丈夫!というわけではありませんが

通常60度前後が耐熱限界のところ、耐熱コートの限界は約100度

1.5倍の温度まで耐えられるというわけです。

 

耐熱性だけを考えるならガラスレンズ(耐熱限界が約300度)にしてしまうという手もあります。

ただプラスチックに比べて重く、割れやすいので少し扱いにくさが目立ちます。

作業中動き回る内に、落としたりどこかにぶつけたりという不意の事故があったときが怖いですよね。

実際に今回ご相談いただいたお客様も過去に一度ガラスレンズを試したそうなのですが

ぶつけて割ってしまったそうです。

 

そもそもメガネが300度近くに熱せられるような状況はまずないでしょうから、耐熱コートで十分な場合も多いです。

プラスチックの軽さ割れにくさはそのままに熱に強くなるので、

今回のような場合は耐熱コートがオススメです!

 

ただし耐熱コートを付けられるレンズは種類が限られます。

ご希望の方は一度スタッフにお声がけください。条件を確認したうえでご案内をさせていただきます!

 

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この記事を書いたスタッフ

佐久本 誓哉

・趣味:ゲーム・旅行
・好きなもの:サラダチキン・グミ
・今頑張っていること:筋トレ

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